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建売住宅と注文住宅、価値観から考える大きな違いを専門的な視点から解説
今回は、建売住宅と注文住宅、それぞれを選ぶ際に重要な違いを
解説していきます。
間取りが選べる・選べない、といった当たり前にわかる違いではなく、
ご家族の価値観からそれぞれのメリットを考えていきます。
建売住宅、注文住宅どっちがいいのか決めきれない方や、既にいずれかで
決めた方も、参考になる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧くだ
さい。
それでは、まず今回のコラムの要点から見ていきましょう。
建売住宅を選ぶうえでのメリットは、「タイパ(タイム・パフォーマンス)」と「ハズレが少ないこと」
建売住宅は、購入後に家具や小物でコーディネートしてアレンジできる 楽しみもあり、アクセントクロスぐらいであれば安価でアレンジできる
注文住宅の最大のメリットは、建築までにプランやコーディネートを煮詰めることを楽しめること、そしてできあがった居住空間における満足度が高いこと
一方でこの満足度はキリがなく、100点に近づけようと思うとコストや、性能・法令などといった様々な問題も付きまとい、初めての家づくりでは難易度が高い
1.建売住宅の最大のメリット「タイパ」
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建売住宅で一般的に言われるメリットは、以下のとおりです。
・注文住宅と比べて、割安であることが多い
・実際に見ることで、生活感や部屋の大きさを見てから決めることができる
・完成済みであれば、すぐ入居ができること
このようなメリットがあげられることが多いですが、ここは誰しも容易に
想像できることでしょう。
むしろ、建売住宅と言うと「デザインや間取りが選べない」といった
ネガティブな側面が気になる方も少なくないでしょう。
しかし、この「選べないこと」は本当にみなさんにとってデメリットなのでしょうか?
1-1.注文住宅は乗り超えるべき仕事が多い
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だれしも初めての家づくりで、インスタグラム・YoutubeなどのSNSを
見たり、気になっている住宅会社のホームページを見たりすることは
楽しいですよね。
しかし、注文住宅の場合は「家づくり疲れ」という現象も一方では見られることも事実です。
インターネット検索で「家 打合せ」と入力すると、予測変換で「疲れる」という言葉も出てきます。
まさにこの打合せを楽しめるかどうか?が、注文住宅と建売住宅の大きな
分かれ道になると言っても過言ではないでしょう。
1-2.建売住宅はハズレがない
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建売住宅は、内装や色などが決まった建物をそのまま購入する形になりますが、比較的落ち着いたデザイン・設計で構成されています。
これは「売ることが目的」となっているため、比較的万人受けしやすい
コーディネートでまとめ、最新のトレンドを取り入れつつも奇抜にならないような設計がされていることがほとんどです。
そのため、建売住宅はあまり代わり映えがしない、と感じられる方も
いらっしゃるかもしれません。
しかし言い方を変えれば、どの物件も無難な設計・コーディネートで構成
されており、ハズレを引くことは少ないと言えます。
間取りも、設計士が作成していることから、明らかに使いにくいような
間取りはかなり少ないです。
もう1つ専門的な視点で言えば、この「無難なコーディネートにまとめる」というのも意外と大変な作業であり、様々なチェックを経て建売住宅は完成しています。
まさに建売住宅は、この多大な時間をかけずにラクに新築に住むことが
できる点が、最大のメリットと言えるでしょう。
2.建売住宅は後からアレンジしやすい楽しみがある
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建売住宅は先述したとおり、「無難なコーディネートが多い」とお伝えしましたが、こちらも言い換えれば「後からアレンジしやすい家」と言えます。
建売住宅は住宅会社側がコーディネートまで行なっていますが、シンプルにまとめることが多いため、後から家具や小物でコーディネートしてアレンジしやすい側面があります。
家具で部屋の表情が変わるため、お気に入りの家具や雑貨などでアレンジ
すると、オリジナリティが出てきて新築ライフを一層楽しめます。
また、アクセントクロスぐらいであれば安価にアレンジできることから、
DIYで挑戦する方もいらっしゃいます。
このように、建売住宅は「ありものを買う」という素っ気ない側面として
捉えがちですが、見方や考え方を変えるだけで、時間とオリジナリティ
という意味でメリットの大きい買い方であると言えます。
3.注文住宅は打合せ時間まで楽しめることが最大のメリット
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つづいて、注文住宅が建売住宅と比較したときに決定的に違うメリットを
紹介します。
一番の違いは、注文住宅では打合せ時間まで楽しめることです。
注文住宅では色だけでなくコンセントの位置、形状、照明の種類、
設備機器の仕様など、すべて決める必要があります。
建売住宅との分かれ道である、とお伝えしましたが注文住宅の大きな
魅力は、この打合せ時間に詰まっています。
プランやコーディネート、住宅の性能に関わる部分などを煮詰めていく
作業は確かに大変ではありますが、ウキウキする時間でもあります。
そしてできあがった新築では、自分が選んだものが反映されていることで、高い満足度が得られるでしょう。
3-1.人間の満足にはキリがない
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しかし、この満足度というものにキリがないのは、人間だれしも同じでは
ないでしょうか。
注文住宅では打合せ時間自体は楽しいものの、100点に近づけようと思うとコストが問題になったり、性能・法令などといった様々な問題も付きまといます。
その問題を解決するために設計士やコーディネーターがいるわけですが、
初めてではこの作業はカンタンではありません。
建築のプロの熟練の設計士ですら、自宅を設計するときに「やっぱりココをこうしておけばよかった」という後悔があると言います。
また、家は3回建てないと満足できないという格言すらあり、家づくりは
奥が深い世界でもあります。
この人間の満足にキリがないことが、建築を奥深くしているのでしょうか。
まとめ
今回は、建売住宅と注文住宅の大きな違いを、一般的なコラムとは
違う視点で考察してきました。
まとめると、シンプルかつハズレが少ない家をすぐ購入できる建売住宅と、家づくりの過程をじっくり楽しむ注文住宅という分け方になります。
建売住宅でも後からアレンジして、オリジナリティを増やしていく楽しみもあります。
タクトホームでは、建売住宅も注文住宅も取り扱っており、ご家族ごとの
ニーズ・要望に合わせてご案内ができます。
また建売住宅は、豊富な物件数を誇っており、選ぶ楽しみもタクトホーム
にはあります。
以下のリンクから全国の建売住宅情報、そしてタクトホームの注文住宅に
ついて詳しく掲載していますので、こちらも併せてチェックしてください。